「人生の価値観」を見極める方法【価値評定スケール】

健康
この記事は約6分で読めます。

現代社会は変化が激しく、良くも悪くもさまざまな生き方を選べるようになりました。

  • どんな仕事をしようか?
  • どんな趣味を持つか?
  • どこに住もうか?

と、なんでも自分で選ぶことができる時代です。
ですがそんな現代社会の中、とにかく毎日を生き抜くことに必死になっていると

  • 自分はなんのために生きているんだろう…?
  • 本当に大切なものってなんなんだろう?

と疑問に思ったり迷ってしまったりすることはないでしょうか?

今回の記事では、そんな疑問や迷いを解決するために役に立つ「価値評定スケール」というツールを紹介します。

この「価値評定スケール」は、鈴木祐さんの著書
『最高の体調 ACTIVE HEALTH』
の中で、現代人が抱えている「ぼんやりとした不安」を解消するための方法の1つとして紹介されていたものです。

この「価値評定スケール」を使い、自分の人生の価値観を改めて見直すことによって、充実した最高の人生を送っていきましょう!

「価値評定スケール」とは?

「価値評定スケール」は、ミシシッピ大学の研究者によって開発されました。

人生における重要な領域を12種類にわけたもので、それぞれのジャンルに対して「自分はどのように行動したいか」を1〜2行の短い文章で書き込んでいくという使い方をします。

実際に、多くの臨床現場でも使われており、うつ病や不安障害などの治療に大きな効果を発揮しているそうです。

「価値」と「目標」との違い

人生における「価値観」って、人生で持つべき「目標」のことじゃないの?と思われるかもしれませんが、この2つは明確に異なっています

「目標」とは、未来に達成すべきゴールのことを言います。
ゴールである以上、いったんクリアすればそこで終わりです。
成功することもあれば、失敗することもあるでしょう。

一方で「価値」とは、「自分はどういう状態でありたいか」という「現在のプロセス」のことを言います。
ゴールではないので、どこまでいっても終わりはありません
また、プロセスそのものなので成功ることも失敗することもありません

つまり、この違いをわかりやすくすると、

「将来、好きな人と結婚する」

「目標」ですが、

「好きな人と楽しく暮らしていく」

「価値」ということになります。

目標を達成するためには、価値の裏付けが不可欠です。
結婚という目標は、好きな人と楽しく暮らすという価値がないと達成することができません

「価値評定スケール」の実践

先ほども説明したように、価値評定スケールで人生の重要な領域を12種類に分類しています。
ここでは、その12種類を列挙し、各項目に対して行う具体的な「問い」も紹介します。
(*ここで紹介する「問い」は、あくまで一例です。自分で別の「問い」を立てられる方は、その問いを使っても問題ありません。)

家族

  • 家族とどのような関係性を築きたいのか?
  • もし今の自分が「理想の自分」だとしたら、家族に対してどのように接するか?

結婚・恋愛

  • パートナーとどのような関係性を作りたいか?
  • もし今の自分が「理想の自分」だとしたら、結婚相手や恋愛相手にどのように接するか?

子育て

  • 子供とどんな関係を結びたいか?
  • もしいまの自分が「理想の自分」だとしたら、子供にどのように接するか?
  • 子供からどのように見られたいか?

友人・対人関係

  • 友人関係の中に自分のどのような特徴・資質を活かしたいか?
  • 自分が相手にとって最高の友人だとしたら、どのようにふるまうか?

キャリア・仕事

  • 仕事をもっと意味あるものにするにはどうすればいいか?
  • いまの暮らしが理想の状態だとしたら、自分のどのような資質を仕事に活かしたいか?

自己成長

  • もっと知りたいことはなにか?
  • 自分が成長するためにどんな資質を活かしたいか?

余暇・レジャー

  • どんな趣味や遊びをしてみたいか?
  • どんなときに一番楽しい気分になるか?

スピリチュアリティ

  • 宗教、大自然、宇宙のような「人智を超えたもの」に対してどのような関係を築きたいか?

コミュニティ・社会生活

  • 地域社会にどのように貢献したいか?
  • 自分の居場所をどのように作りたいか?

健康

  • 身体の健康について何に重きを置いているか?
  • 自分の身体をどのようにケアしたいか?

環境

  • 地球の環境について何に重きを置いているか?
  • 環境の改善について貢献したいことはあるか?

芸術

  • 絵画、音楽、文学、アートとどのような関係を築きたいか?
  • どのような芸術に触れていたいか?

「価値評定スケール」の応用的な使い方

この「価値評定スケール」ですが、別の使い方もできます。
「重要度」と「一致度」を測る方法です。

やり方は簡単で、「重要度」「一致度」のそれぞれを10点満点で採点するだけです。
この2つの点数の差が大きい項目、つまり、重要度と一致度の数字が離れている項目ほど、自分の価値観に背を向けて生きているということになります。

裏を返せば、重要度と一致度の数字を近づけるように意識して行動することで、自分の価値観に沿った生き方ができるようになるということです。

実際の点数の付け方は

  • 重要度:それぞれの価値観について、自分の人生にどれだけ重要であるかを採点

(まったく重要でなければ1点、最高に重要なら10点)

  • 一致度:過去1ヶ月間を振り返って、自分がどれだけそれぞれの価値観に基づいた行動を取ることができたかを採点

(まったく行動できていなかったら1点、完璧に一致した行動を取れていたら10点)

となります。

おわりに

今回の記事では、自分の人生の価値観を見出すために役に立つ「価値評定スケール」における、

  • 人生において重要な12の項目
  • 「重要度」と「一致度」の使い方

の2つを紹介しました。

実践するには少し時間をかける必要がありますが、

  • これからどうやって生きていこうか?
  • 人生ってなんのためにあるんだろうか?

などと思い悩むことがあれば、この記事で紹介した「価値評定スケール」を使ってみてください。
もちろん、特に悩んでいないよという人が使っても問題ありません。
きっと、より良い充実した人生を送るための手助けになってくれるはずです!

今回の参考書籍
『最高の体調 ACTIVE HEALTH』
では、「現代人を悩ませる謎の体調不良を解消するための方法」について、数多くの実例や研究結果をもとに具体的に詳細な解説をしています。

生活習慣を整えたい、体調を良くしたいと思っている方にはおすすめの1冊です!

「ぼんやりとした不安」を解消して、体調を整える方法についてはこちらの記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。(価値評定スケールについても触れています)

コメント

タイトルとURLをコピーしました